NEWS & COLUMN
お知らせ&コラム
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2019.10.08
コラム
テント倉庫と税務について
度々お客様からテント倉庫には税金がかかりますか?との質問があります。 基本的にテント倉庫は建築確認が必要な建築物ですので、固定資産税がかかります。 固定資産税は必要になってしまいますが、2025年(令和7年)3月31日までの税制優遇を受けることができます。 テント倉庫はもちろんのこと、庇テント、オーニングといった他の膜体製品も対象となり、 施工・設置込60万円以上の物件に対して、「即時償却」もしくは 「10%税額控除」(資本金3000万円超の法人は7%)を受けることができます。 弊社から工業会証明書を出させていただき、後はお客様の会計士の方に ご相談いただければ、スムーズに税制優遇を受けることができるかと思います。 期間限定ですので、お考えの方はお早めにご検討ください。 -
2019.10.08
コラム
テント倉庫の色選びについて
色について、以前は町中を車で移動していても、グリーン色のテント倉庫を よく見かけたかと思いますが、今は殆どが白っぽいアイボリー色のテントが 多いのではないでしょうか。 これには理由がありまして、アイボリー色とグリーン色を比較した場合、採光性、蓄熱性、 耐久性について、アイボリー色に優位性があります。 アイボリー色の場合、日中であれば照明がなくとも荷捌き程度の作業であれば 十分に明るさが得られます。蓄熱性については、アイボリー色の方が グリーン色に比べ太陽光を反射する成分が多いために、吸熱することなく 夏でも内部が若干涼しく、また、紫外線による基布(テント生地はポリエステルの 糸を織り込んだものに、コーティングがされています)へのダメージが少ないという利点があります。 以前は光を反射するからという理由でシルバー色を選択されるお客様もいらっしゃいましたが、 近年実際に測定してみると、実はアイボリー色の反射成分の方が多いという意外な結果が得られました。 アイボリー色はどうしても汚れが目立ちますが、汚れにより内部の照度が気になるかといえば そこまでの影響も出ないため、まずはアイボリー色をおすすめするのが一般的となっています。 最近では天井の優位性を生かしてアイボリー色、側面はブルーやグリーンと行った 濃い色を選ばれるケースも増えてきました。側面への太陽光線は入射角が浅いため 生地へのダメージにさほどの影響は出ず、採光性にも問題がないため、近年増えてきています。 同じ形状、雰囲気になりがちなテント倉庫に自社独特のアクセントをつけるとともに、 雨だれについても濃い色ですとアイボリー色よりも目立たないというメリットもあります。 多少の費用はかかりますが、様々な組み合わせが可能ですので、興味のある方は 一度ご検討されてはいかがでしょうか。 -
2019.10.08
コラム
テント倉庫のシートの選び方
殆どの場合、弊社でテント倉庫をお考えのお客様にはアイボリー色の ウルトラマックス(平岡色染社)、ハリケーン(帝人フロンティア社) 5MR-FS(泉社)をおすすめしております。 それぞれ生地の名前とカッコ内が製造会社名となっております。 弊社がこれらの生地を推奨する理由としましては、おおよそこの3種類が 国産のテント倉庫用の防炎フラット帆布と呼ばれるものの大部分を締めており、 各メーカーのブランド名を担っていることも有り品質も安定しています。 耐用年数については、ウルトラマックスが7年とカタログに記載がありますが、 ほとんど10年以上ご使用いただいた上で張替えをご依頼いただいておりますので 一般的にテント倉庫をご想像いただいた方にはこれらの生地で間違いないかと思います。 なぜアイボリー色なのかについては、コラム「テント倉庫の色選び」を御覧ください。 基本的にはコストパフォーマンスの面から、端的に言えば倉庫用途ではアイボリーが圧倒的に優位です。 先に防炎フラット帆布と記載しました。 フラット帆布というのは表面が平坦に加工された膜体で、平滑性がよく雨水や 雪が落ちやすいため、テント倉庫用に基本的に使われます。 防炎については、テント倉庫作る際に一番使われる仕様ではありますが、 用途や設営場所に応じて不燃を求められる場合もあります。 ただし、不燃のものは防炎のものに比べ、値段が倍以上違ってきますので こだわりや制約がない限り防炎のものが選ばれます。 こういった理由から弊社で製造する9割の防炎性のテント倉庫については 上記のテント生地を使用しています。ただ、それ以外に選択肢がないかといえば そういうわけではなく、より高機能なものも存在します。 以下に数点ご紹介いたします。 ・クールテント(ウルトラマックス、ハリケーン、エバーマックス等) 通常タイプのものとは別に内部温度が通常のものと比べ3度ほど下がるテント生地があります。 こちらの生地は通常のものよりも太陽光をより反射できるようになっており 内部への吸熱が抑えられ、その結果内部温度を低くすることができます。 また、副次的な効果として、光の透過を抑えられるため、紫外線劣化が減り 生地が長持ちするという話もあります。近年異常な猛暑が続いていますので 少しでも涼しくとお考えのお客様にお使いを頂いております。 ただし、真夏ではこの処置だけでは焼け石に水なため、その他の方法も必要になるかと思います。 ・光触媒・防汚テント アイボリー色のテントは色々なメリットがありますが、汚れが目立つのが難点でした。 そんな欠点を解消するために、近年では光触媒によるコーティングを施したテント生地が開発されています。 その他光触媒製品と同様、水分と光を得ることにより汚れを分解することができるため、 新品同様の白さを長年保つことが可能です。欠点としては光を得ることができない場所では 分解することができず、黒ずみが残ってしまいます。 防汚テントについては、基本的に殆どのテント倉庫用のシートには防汚処理が施されています。 ただし、こちらにもクラスが有り、より白さを求める際には高レベルの防汚処理を 施されたテント生地をご用意いたします。ただし、エクストラの費用と白さについては 光触媒のテントに比べると若干劣る印象です。 現在テフロンフィルムをもったテント生地を開発中との噂があり、このシートが発売された 暁にはより白く美しいテントが街に現れるのではないかと期待しております。 ・高強度テント 通常のテントであれば10年程度の持ちですが、それ以上の持ちを想定している シートも存在します。お値段もそれなりに掛かりますが、 運用を始めたテントの中には動かしがたい物たちが収納されているのが常です。 30年間で2回張り替えが必要なところ、1回の張替えで持つものもありますので、 モノの移動の手間、雨漏り等の被害を考慮すると、初期費用さえ許せば 高強度のテント生地を使ったほうが賢い選択かもしれません。 以上3種類を紹介いたしましたが、その他にも色々な特徴を持ったシートが 存在します。国内だけではなく、海外にも良い生地はありますので、 ご興味がお有りの方はお気軽にお問い合わせください。 -
2019.10.08
コラム
テント倉庫の耐用年数について
一般建築物に比べて短期間で準備が可能なテント倉庫ですが、 気になるのが、本当にお得がどうか、長持ちするかどうかですよね。 そのため、お客様からテント倉庫が何年持つのかよくご質問いただきます。 テント倉庫の耐用年数の基準とは? 客観的な基準の一つとして、国税庁の減価償却資産の耐用年数の基準表があります。 国税庁 耐用年数(建物/建物附属設備)へのリンク これの金属造のもの⇒工場用・倉庫用のもの(一般用)に該当しますが、 これは減価償却の視点によるもので、実際に運用する際の耐用年数の参考にはなりません。 テント倉庫の劣化が始まるのは骨組みではなく膜体から 弊社がテント倉庫を取り扱い始めて、30年ほどが経とうとしております。 これまでの傾向を見ますと、基本的に骨組みではなく膜体に異常がいち早く現れます。 おおよそ弊社が膜体の張替えのご準備をいただきたいのは10年経過の時点です。 この数値の根拠としては、これまでに大型の台風や大雪の年もありましたが、 弊社が製造したテント倉庫については、9割以上がそれ以上での年数で張替えを行っております。 テント倉庫の膜体は13年程度で張り替えが必要になるケースが多い 実際に大きな破れが生じ、膜体を張り替えなければならないケースが来るのは 殆どの場合13年程度かと思います。逆に、20年以上、大きな破れが生じていないテントも 相当数存在しますが、こればかりは運が左右することですので、大げさなことは申し上げられません。 ▼テント倉庫の張替えのタイミングについてはこちらのコラムでもご紹介しています。 テント倉庫の張替えのタイミング テント倉庫を長持ちさせるためにはメンテナンスが重要 ただし長持ちをしているテントには運だけではない部分も存在します。 そのために一番お願いしたいことは、テントの破れが小さなうちにメンテナンスを行うことです。 年数が経過した膜体は紫外線により引き裂き強度が低下しています。 小さな傷を放置しておくと、強風や積雪を契機に一気に修復不能な大きな破れに 悪化してしまう可能性が高いです。 小さな破れであれば、補修用のテープを利用すると短期間で修復可能です。 その作業の有無で数年は膜体の持ちが変わってきますので、そのうちに張替えの計画、 製品の移動先を確保する時間を稼ぐことができます。 急な破れによる被害を防ぐためにも膜体の寿命をご理解いただき、 末永くテント倉庫とお付き合いいただければ幸いです。 蛇足となりますが、以上のことを踏まえますと、初期投資だけではなく、 近くの業者に依頼をされたほうが結果的にお客様のため、という気がします。 もし弊社から遠い場所のお客様の場合、お近くのテント会社をご紹介もできますので その際もお問い合わせください。 タカダ創美のテント倉庫(テントハウス)はこちら タカダ創美のテント倉庫の張替え・修理はこちら ▼こちらのコラムもぜひご覧ください。 テント倉庫の台風対策 大雪にも耐えられるテント倉庫とは
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